大切にする④

ただ

"自分を信じる"コトが

なにより

むずかしい

 

周りから

"すごいね"

"えらいね"

と言われても

 

素直に

受け入れるコトが

できなかった

 

いちばん身近なオトナが

それを許さない

 

そうして

 

いつからか

挑戦より

無難を選ぶように

なっていた

 

時間は有限なのに

 

小さな自分の

深い深い奥底に

"可能性の種子"を

閉じ込めてしまった

 

その貴重さを

"青"が似合うあの子の配信で

 

あの頃のわたしと重ねて

やっと気づいた

 

祖母が

伝えてくれようと

したコトが

わかった気がした

 

コレクションボードの奥より

 

目と

手のひらと

くちびるで

感じるコトこそ

 

ティーカップの役割

 

今はいない

祖母たちの

愛に触れる

貴重な時間だってコト

 

あの子は勇気を出して

ステキな個性を

時間がかかっても

少しずつ見せてくれた

 

配信ごとに

ますます

美しくなる

あの子に出会えたコトは

 

いじわるな神様からの

ギフトのように

思える

 

誰かにではなく

自分で自分を

褒めてあげよう

 

わたしを

大切にしてくれる人々に

感謝をするために

 

譲り受けた

祖母のティーカップ

紅茶を楽しみながら

 

閉じたまぶたに広がる

"真っ青"と"艶な白"の

あの子はどうしてるかな?と

ニヤけてみる

 

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