楽しくて ほぼ毎日弾いていたピアノだけが からっぽの底から 顔を覗かせる 呑気なわたしは 見に行くことにした 随分長く来てない気がする 音が聞こえる 微かな音は 一歩一歩近づくたびに はっきりした輪郭を 帯びてきて それは わたしの不安のようだ あのピ…
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